2017/06/07

去年の今頃に・・・

・・・調達、動作検証したアイテムを追加購入した。
【ノーブランド品】1入力2出力 HDMI分配器 1×2 HDMIスプリッタ - Amazon
■ 去年までは、
おきつね2nd機に載せた HDMIキャプチャ板(以後 HDMVC4UC)に、
SHARP製骨董HDDレコーダ(以後 DV-HRD30)を直接接続していた。
DV-HRD30が販売されていた当時は、地デジ放送も一部地域のみ、登場したてだった規格である HDMI よりも、
S端子や コンポジット端子 ないし D端子 が、映像出力として一般的だった。
そうした時代背景もあり、困った事に HDMI は拡張動作扱い(既定ではない)と云う・・・
その為、おきつね2nd機を再起動する度に、
DV-HRD30 は、接続先・・・
TV 或いは ソレに類するモノ・・・ 今回の件では おきつね2nd機に載せてある HDMVC4UC と云うコトになるか。
を 見失いフリーズ、都度リセットを要する始末。
★ それでも、ディスプレイと識別出来るモノさえ繋がっていれば、この事象は発生しない。
そこで、去年春に テスト用途で購入した 件のスプリッタを常時噛ませて対応していた。
■ それが 今年の春から、
おきつね2nd機の
2ndディスプレイ(TV)向けHDMI出力をスプリットし、おきつね1st機に追加した HDMVC4UC で、映像を取り込む用途にシフト。
その為、DV-HRD30 は また、直接接続を余儀なくされ、都度リセットを要するようになってしまった・・・
■ そこで急遽 再注文を決め、調達した次第。
今回は とある事情で急ぎでもあり、
最安値ではない 国内から発送される業者を選択。・・・前回と異なり、注文から12h程度で届いて苦笑(^_^;)
届いた物を
おきつね2nd HDMI out → TV/おきつね1stCapture 向けとして 元々繋いていたモノと換装し、
HDDレコーダ → おきつね2ndCapture 用途に 去年のモノを繋いだのだが・・・
Amazonに投稿したレビューの通り 一部動作が破綻(^_^;)
最終的には 以下画像のように接続し、事なきを得た。

DisplayPort(DP)→VGA変換は コレ を使用している。
★ 今回調達した HDMIスプリッタ
動作としては正しいのだと思う。
ソースが映像家電であれば この事象は発生しない、ディスプレイ1/2の状態問わず 動作する。
また、Display1へ接続された TVが稼働していれば、WindowsマシンのHDMI出力も 正しくスプリットされる。
・・・が、Amazonのレビューで述べたような挙動や事情もあり、利便性や調達難易度は、各位の利用環境に依存すると思われる。
動作ランプの光害も無くなり、各端子の建付けも申し分なくなっている等、評価出来る点も多い。
去年調達分同様発熱も殆ど無く、去年調達分に関しては 1年間以上 ほぼ24h映像受送出させてきたが、健在そのモノだ。
★ ただ、各レビューから察するに、当たり外れが激しい可能性は添えておきたい。
この製品、登場して結構経つが、評価の割れ方には 常々疑問を感じていた。
まぁ 粗悪な模造品や不良品が届いたケースに関しては低評価も致し方が無い。
しかし 使えているが発熱に差があるのは何故なのか?
追加でヒートシンク取り付けが必要になるケースまで診るに、ロット差があるにしても、余りに極端である・・・
★ だがコレに関して、予想だが見当がついた。
それは 各位環境での、このスプリッタの用途・・・
・Windowsマシン/PS4他での 1080p 60fps(?)
・Blu-rayプレイヤなどでの 1080p 29.97fps(60fps?)
・その他、一般映像家電からの 1080i 29.97fps
  概ね この3タイプだと思われるが、   これは結構な負荷の差を生む違いだ
・・・情報量も スプリッタ内半導体に要求される処理速度も まるで変わる。 去年の試用レポートにもある通り、
1080p 60fps な 同一ディスプレイ 2枚へスプリットした際、結構熱を持っていたのは記憶している。 
また、件の おきつね環境では、
HDMVC4UC の仕様起因で、一般TV向けの 1080i 信号を スプリットさせて常用してきた。
それこそが、低発熱で使用出来ている原因では無いか と 一旦結論した次第。
もし、件のHDMIスプリッタを採用するとして、
[1080p 60fps]出力が 一般的な PC や 一部の据え置きゲーム機 などの接続を考えているのなら、
初期不良が無いか 一旦動作確認を行った後、他のレビュアーがやっているように、蓋を取り外して開放で使用。
チップに 適切なサイズのヒートシンクを貼り付け、適宜冷却される状態としたほうが良い と結論出来る。

★ なにしろ、
映像家電 地デジ/BSデジタル[1080i 29.97(30)fps] と PC/ゲーム機 [1080p 60fps] では、
最低でも、画面情報量で倍、時間当たりの情報処理量は4倍 と云う差がある。
安物とは云え・・・ 否、
★ 安物だからこそ、ヒートシンクを貼る ひと手間くらいは、掛けておくほうが無難だ。
この場合 当然、保証もなくなり、完全に自己責任の世界となるワケだが、
半導体の熱による自壊でゴミが増えるよりは、マシだと考える。
★ また、廉価で販売されているヒートシンクの多くが導電素材だ、
他の部品と接触した状態で通電すれば、回路をショートさせ壊す事になる。

ヒートシンク取り付けは、
スプリッタから全ての接続を抜き、電力供給源を確実に絶った上で、
ヒートシンクから 半導体周辺の部品との距離を充分取るよう、慎重に。
※ 疑似ディスプレイ(分配はしない)として用いる場合と、2分配させている状態とを比較しても、発熱に差がある。   入出力信号の情報量を問わず、状況に応じて 冷却対策を講じるべきだろう。
★ 最後に、
この製品は基本として、映像と音声を2つのHDMI端子へ 適切な手順で分配するだけのモノである事を添えておく。
接続されているディスプレイの情報に準じて、要求があれば入力側へディスプレイ情報を返すが、
映像のアップサイズやダウンサイズ、信号形式の変換などは一切行わない。

当然ながら、その他のメーカーが好き勝手やってる
独自拡張機能についても、確実な筋からの情報が無い限り、作動は期待しないほうが良い。

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