・・・結局誤魔化しでした、ってオチ付くと思うワ。
素子サイズが4倍って時点で かなりお察しな感あるね、挙動的には 電子シャッタのプリズム版だな、おそらくは。
液晶的な構造の電気駆動なプリズムで 透過する光の波長を制限、素子へ到達する成分を分離し、時差で色情報としているだけであるなら、
瞬間でも色情報毎の時間がズレる可能性がある・・・ 静止画を得る場合、致命的としか思えない。
縦しんば そうではなく、単純に各ピクセルレベルで素子をRGGB分 直接光に当たらないように並べて、その真ん中に 分光用のプリズムを
レイアウトしている構造なら、相当に期待していいだろう。 が、ソレはソレで かなり製造難しそうだよな・・・(´ヘ`;)
つか、記事に付いてるコメント、随分肯定的なモノが多いようだが、
そうした構造がFoveonより優れると思い込まされるってのは、所詮ブランドマンセーか。
そもそも 高解像度高分解能受像素子板を採用する場合、記録媒体への書き込み速度のほうを 大いに心配すべきだろうね。
幾ら頑張って高性能なモノ作ったトコロで、記録媒体のチョイスでコケるんだよ、コノ手の製品。
・・・実際 SIGMAのSD1他 現行のFoveonX3機は ソコがネックなワケだし。
今後のデジイチでのあるべき展開としては、CFすらも捨てて、最低でも mSATA(6.0Gbps以上)SSD 程度は 採用が必須となる。
そこに至って漸く 実用性も期待出来る って云う状況を 毎日味わわされている おきつねさまが云うのだから 間違いがナイのだよ。
イパーン人は、CF 600倍速モノでも 或いは仮に1000倍速であったとしても、運用が微妙であるコトを知るべきだろう。
・・・プロセッサ性能が過去なモノのSD14でさえ CFの書き込み速度起因で待たされてるのが現実なんだよ。
600倍速(書き込み公称80MB/s)なCFを WindowsマシンにSATAⅢ接続しベンチマークをとり、
SIGMA SD14でも その値と同じだけの転送を実現出来ているコトを確認している。 |
ツマるトコ、今回の件を要約すると、如何に高性能な受像素子が 超高品位な画像/映像データを吐き出し、
その処理を最適に行えるプロセッサを搭載したとしても、CFどころか残念速度のSDメモリなんぞ使いたがる顧客には
完全に不向きな製品にしかならない ってコト。 RAW撮影/記録を軽く診るのも、知らない向きの特権なんだろうな。
まぁ どの道コレに限らず、強引にゲイン上げるタイプの受像素子には用はナイかな。
おきつねさまはフィルム時代から ISO50でしか撮影してナイからねぇ。