2017/03/26

日本産の・・・

・・・アニメが 国際的に高い評価を得ているのは 既に周知の事実だ。
しかし その割に、日本のTV局での扱いは、ぞんざい極まっている。
最大の問題点として、第一四半期放送のアニメは捨てている傾向が強いコト が挙げられるだろう。

年始の流れで 放送回数に制約を受ける この期間で放送される多くは、
内容と評判が良くても 一般の目には触れなくなるモノが多い。
コンテンツの規模に合わせた自由度の高い、適切な期間設定が 出来る仕組みにシフトしない限りは、TV の衰退は続くだろう。
それに引き摺られて、業態が異なる コンテンツへも悪影響が出始めている。

巡り巡って 他へも浸食が拡大する、TV関係者は それが自分達だけの問題では済まなくなる事を自覚頂きたい。
年を四等分した cool という扱いは、 もう辞めなければならない時が来ている。 

大前提として、1コンテンツで扱われる情報総量が、昔とは規模を逸している ないし その逆の物もある点を、
制作側は完全に失念している。

コンテンツは、規模や 内容の出来不出来を問わず 生き物と云えるだろう。 
結果として原作の手を離れてしまったコレらを活かすか殺すか、委ねられた責任を考えるべきだ。
指定期間で纏めなければ腕を問われる などと云った思考こそ、コンテンツ の 希薄化や詰込みを招くのだ。 
この点、早急に認識を改めるべきである。

過去の負の遺産そのモノであるな、コレは。 
正しい意味での "ゆとり" を知らなかった世代の仕事で、他者を本当に感動させられるモノなのか?
今は むしろ、ソースを 全て活かしきる事を優先すべきだ。
それが延いては、顧客の獲得に繋がる。

もし、TV局の存在に活路を見出すと云うのなら、 この様な 構成の大規模なシフト を必要とするだろう。

おきつねさまは 原作こそ至上と考えている。 ・・・それを歪める様な真似は如何なモノだろうかね?
コンテンツで食いたいなら、原作を無視する様な事だけは、可能な限り避けるべきだと提言して〆としよう。