2018/09/21

近年・・・

・・・様々な分野でAIを用いた映像解析が華盛りだ。
■ しかし事、医療と云う視点で診るに、肝心な処で役に立つ域には至っていない。
それを活用するにも、解析に用いる "映像のソース" を得る事自体 "御家庭では" 現状困難なのだ。
CT や MRI は おろか エコーすら、常に身に着けていられる様なサイズに落とし込む等、到底不可能だからだ。
だが、突発的即死クラスの 大動脈解離やそれが進行しての大動脈瘤破裂と云った重大な結果を適宜回避するには、 是非ともソレが必要である事には、概ねで同意頂けるコトだろう。
■ そこで、手軽に且つ、常に持ち歩いていると思わしき物でソレを代用する手段は無いか? と、記憶を追って診た。
◆ そしてソレはあった、多くの者が手にしているスマートフォンやタブレット(以後 スマホ)だ。
だが、スマホでは到底 CT や MRI の代わりにはならない。
最低でも必要となる 体内の映像を得る手段が無いからだ。
仮にそれらを小型化するとしても、
放射線や 強力な電磁波 を用いないモノとなると、やはり当面登場しないだろう・・・
エコーは辛うじてモノになる可能性はあるが、
使用の度ベタベタになるワ、得た画像は専門家でも判別辛いワ・・・
家庭での実用性には、難があると予想される。
◆ そんな状態でスマホをドウしようと云うのか? ・・・得た解は云ってシンプルだ。
専用マイク(ないし スマホマイク部に取り付ける簡易冶具)と スマホの音声機能を用いて、
デジタル聴診器として機能させ、得た体内音を音響AIを用いて解析する。

サービス提供者がサーバを配し 通信にて やり取りを行う前提であったとしても、
映像/画像を必要としない分、データ容量が小さい音声データのみを用いる効果は絶大だと云える。
◆ 要するに、聴診器で聞き分けられた程度の病気であれば、"手軽に手元で確実に検出可能になる" と云う事だ。
否、ヘタな大病院の医者に掛かるより、多くの "死に至る病" の事前検出を自ら行えるコトになる。
低コストで手間も掛けずに、相当の成果を期待して良いだろう。
★ 昨今、前述2種の病を原因とした、そう歳でもナイ著名人の死亡例が多々聞かれるようになった。
当然それは、総じて氷山の一角と考えて良い。
であるなら、確実な対策を展開する事は、既に急務であると云う認識が求められる。
そしてそれを一気に推し進めるには、それらに必要となる機器の単価抑制もカギとなる。
■ 大手医療機器メーカー関係各位、大仰な医療機器開発で荒稼ぎを狙うのも構わないが、
そろそろ本気で、"若くして死なない為の" 医療機器開発を展開しては如何かな?
やる気無く この分野で
太平楽に 手を拱いて見ている気なら、海外クラウドファウンディング勢に先を越されない様 精々気を付ける事だ。
そうなっては、後の祭りなのだがね┐(´д`)┌
★ 語弊無きよう添えておくが、
◆ ココで "必要" として提起したシステムは、
現在国保などで行われている "健康診断" では通常扱われない "血管状態の精密検査" を別途行うコトなく、
自ら そして 望むのなら常時 "誰でも手軽にモニタリング出来る方法" を念頭に 構成を試案して診たモノであり、

ソコに 何かしらの他意 は無い。
◆ なにしろ此れが成立した処で、医者は必要なのだ。
但し、このシステムで検出可能な疾病に関しては、治療に専念しろ 腕を磨け と云う事にはなるだろう。
単に 5分の問診だけで荒稼ぎしている程度の役立たずなら 要らん と、それなら不評な IBM Watson でも まだ用を成す。
★ 尚、
このログは以前、上述病に因り亡くなった女性声優に関連して、記事を読み違えて つぶやいた件の詫びとして齎す知の欠片だ。
内容を正しく理解した上で具現化すれば、少なくとも同じ事は 多くで 避けられる、収集したデータの扱いさえ誤らなければ。
尤も此れを人間が、私欲に囚われる事無く活かせるか否かまでは ココなきつねも預かり知らんので、悪しからず。