・・・おきつね環境にて発生していた問題について、模索にて解を得たので纏め。
■ コレは主に、
マザーボード ASRock 990FX Extream4 に対し、RADEON RX480/580 を載せているケースで該当する話となる。
RX560 や HD77xx系 では発生しない為、余程気にしなければ それと判っていない可能性は極めて高い。 |
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■ 症状としては、
挿してあるグラフィックボードなどへのデータ転送負荷増加で行われるべき
PCIeバスの接続世代切替が機能せず、Gen.1.1のまま動作を続ける事で システムのパフォーマンスが著しく低下する。 |
■ 発生の前提から述べると、
このマザーボードは オーバークロック機能が多彩な事が売りな製品だったのだが、
構築当初そのつもりも無かった為、プロセッサを意図して定格動作させる様 UEFIの設定で定格値に固定してあった。
具体的には、UEFI画面にて [OC Tweaker]-[Overclock Mode]を[Manual]へ・・・
表示された [CPU Frequency] へ 200MHz、[PCIE Frequency] に 100MHzと それぞれセットしていた。 |
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■ 結論としては それが災いしていた。
その様な変更をした場合にのみ 問題が発生する事が、今回虱潰しに設定を試行して判明。 |
■ 最大の要点は、事象が それら設定した "値" に 起因していない と云う事だろう。
問題の発生要因が、その "変更自体" である点に留意が必要だ。
★ ツマり、それらを踏まえると、
[Overclock Mode] は [Auto]のまま、メモリのクロック[DRAM Frequency] と [HT Bus Speed] のみ 適宜変更する。 |
これで、類似の事象を抱える環境では、欲しい結果を得られるかと。 |
★ 結局の処・・・
ASRockのマザーボードと AMDのプロセッサを、"勝手に動作するオーバークロック機能を無効にして使う" 等と云う発想が
そもそも 間違いであった と云う 盛大な自爆テロ・・・orz |
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