2017/11/08

AMD GPU の・・・

・・・簡単な比較と 端末構成考など。
 まずは参考情報として、手元にあるマシンで稼働しているグラボの仕様を・・・
 



  RX480のほうの諸元で ほぼ、現RX580の代替となる。 RX560は概ねローエンドの一般的仕様と云う趣きか 
HD77xxは 2GPUをCrossFireXで用いなければ、配信込みでは PSO2 FullHD 設定5 が限界だった。
尚、HD77xx と RX480/580では シングルボード比 5~8倍の性能差がある。
また、上画像中 重要なのは、中央辺りにある [DirectX Support] [Pixel Fillrate] [Textuer Fillrate]の数字で、 ここから概ね どの程度のゲーム他処理が どの水準で稼働可能か想定し、採用を検討する事になる。
  因みに RX480のスペックで、PSO2 を4k[設定6]プレイ と OBSStudio 2つ稼働(同時2配信)が実用限界かな。
そもそも RX4xxや5xxでは、3Dゲームプレイでは FullHD推奨程度のスペックでしかないのだが、
PSO2はテクスチャが雑な分データサイズが小さいおかげか、4kでも 設定6 で支障なく稼働している。

ただ、同様の運用で fpsも がっつり出て欲しいのなら、余力有り余るであろう RADEON RX Vega56以上推奨か。
  そこまで求めず、
FullHDで PSO2を設定5でプレイ出来るだけ で構わないのなら、RX560でも充分コト足りる。
RX4xx以降なら FluidMotionにも対応しているので、動画再生でのアドバンテージも高い。
最初の端末自作で迷うモノの1つが、どのグラボを選ぶか だろう。
自分が何をドコまでやりたいか が最終的に重要になる事であり、他者の評価や一般の評判など概ね意味を成さない。
実行させるべき対象が、大した負荷も無いのにハイエンド構成にしてあっても、無意味である。
然りとて初心者だからと最小限の構成を選択していれば、間違いなく慣れてきた頃には役立たずのゴミとなる。
現状選択可能な Windowsが稼働可能な x64構成としては、
・プロセッサ/グラボ共に AMD
・プロセッサは Intel で グラボは nVIDIA
・プロセッサは Intel で グラボは AMD

変則的な処だと
・プロセッサに AMD、グラボは nVIDIA
 くらいしかない。
ここでまず 一般的とされる Intel と nVIDIA での構成だが、
これが本当に必要となるのは、海外のガチゲームを実行させる時くらいだ。
ソレも 50万円以下の構成はゴミになるだけ と警鐘しておく。
Intel や nVIDIA は、僅かでも貧乏臭い奴らを 客とは思って無い。

そう云う一般など、
安定稼働を担保出来ない程出来の悪かった半導体を、スペック ガッツリ削った上で、
ブランドを傘に高値で売りつける為のカモ
 と云う認識でいる企業だ。
また、nVIDIAの場合、
ドライバと そのインストーラの
出来の悪さが未だに改善されていないのも、初心者にはハードルを上げてしまう結果となっている。
その人柱となる事を容認出来るか、
或いは、本気で Windowsシステム構築に習熟する気があるなら、選択肢だと云えなくはない。
再々見舞われるであろうトラブル対応で、否が応にも システム管理の腕だけは上げざるを得なくなる。
初心者でも苦労なく、そこそこの性能で それなりの費用で済む前提となると、
トラブルも殆どなく 或いは対処が容易な、AMDプラットフォームで揃えたほうが無難 と云うコトになってくるだろう。
出費を抑えつつ程良い処理性能を、安定的に提供してくれる点では、折り紙付きと云える。
AMD も 素性の芳しくない半導体は ソレなりに動く低スペック商品として提供している。
しかし それら価格は 恐ろしくリーズナブルであるだけ、どこかの ぼったくり企業共よりは良心的だ。
最終的な結論としては、
・端末構築の腕が伴い 且つ、予算が潤沢であるなら Intel+nVIDIAの構成で支障は無い。
・自信も予算も無い、或いは 楽に運用したい のなら、プロセッサ/GPU共に AMDで調える。
 と云うコトになるな。
なにしろ 仮に 自作ではなく ショップブランド/メーカー製品を買っていたとしても、
購入後の管理運用は 基本全て 自己責任となる事には変わりがないのだ。

この辺で 一般愚民の多くが メーカーのサポートが・・・ と云いだすのだが、
実際は派遣修理すら無い、全てメーカーへの発送を要求され、最悪2週間以上端末が使えなくなるのだ。
コレが もし自分でメンテナンス出来るのであれば、
Amazonで故障した部品を調達すれば、最速翌日には回復する。
部品の保証期間なら 対象部品返送後、新品が戻ってくるのに最短3~4日・・・
どちらが効率が良いか、マトモな知性があれば 充分察する事が出来る筈だ。
最後に、一応添えておくが、
メーカーは云うに及ばず、ショップブランドのマシンすら、マザーボードが型落ちで拡張性が乏しくなる。
トクに、プロセッサ価格が高額な Intelプラットフォームマシンでは、価格抑制の為に この傾向が顕著になる。

この点 AMDプラットフォームの場合、RYZEN登場から間もない事で、マトモな商品なら他を選択している事が稀有だ。
当然マザーボードも最新のモノしか選択出来ないと云う事情があり、そのような憂き目に遭う可能性は低くなっているが、
下位の低スペックマザーを選択して価格を抑えているショップやメーカーばかりが目に付く。
結局 自作以外は、安物買いの銭失いとなるの状況に、変化は無いと云える。
なによりも、安定しないコンピュータはゴミである と、声を大にして述べておきたいと思う。
低価格低性能であるのは まだ理解出来る。
しかし 低価格を、安定性が伴わない事に対する言い訳にする事は許されない。
おきつねさまは この点で、二度と Intel と nVIDIA の製品を、手に取る事は無い。
ここな きつねの 期待を裏切り続けた代償は、決して小さく無い事を将来思い知る事になるだろう。
その様な 彼らの製品に落胆していた折、
代替として選択しただけだった AMD製品は、想定以上の水準で応えてくれた。
 この差は極めて大きい。