2017/01/10

老害と・・・

・・・その影響顕著な愚民は、未だに ゲーム や アニメ 等のコンテンツを 子供のモノだ と思っている。
■ その節穴になってしまった目で良く診給え、
高性能な ゲーム専用機 や Windowsマシン、アニメBD-BOX と云った目先の現実だけでも、
一般愚民の "季節イベントでの臨時収入を含まない" 子供の小遣いだけで、買える額か?

否、多くの社畜ばかりの情勢、概ねで 子供が扱える金銭単位など タカが知れている。
■ その昔であれば、
紙媒体であった コミックに関しては、一部の例外を除き本来なら、子供も手が出せるコンテンツであった。

しかし それが今では、デジタル媒体化し 何かしらのハードに依存するモノへ 変化を遂げている。

アナクロな紙媒体依存者は、総じて 足を引っ張るコトしかナイ点を鑑みるに、
おきつねさま的には、こうしたインフラ拡充の流れに関して、あるべき進歩だと考えている。

が、それらが妥当な価格に落ち着くまでに、掛かった時間が 余りに長過ぎた・・・
■ その影響を
自ら被ったのが、日本の家電大手各社だ。

購買層の見誤りから 価格設定の間違いに始まり、それを基準とした開発費用の配分と過度な付加価値付与。
コストをペイする為の単価基準の誤りが、元々器用な台湾は云うに及ばず、韓国中国の台頭までも許す結果となった。

また、太平楽な今の御時世、日本の大規模コンテンツホルダーはノーテンキに、紙媒体で殿様商売していたな・・・
その間に、美味しい処は全て 黒船米帝Amazonに持って行かれる状態だったのは、記憶にも新しいだろう。
■ 確かに
それら全ては、基本としてビジネスであり、収益があっての話であるのも事実だ。
だが、顧客の層を見誤ってはいけなかった。

・・・そう、コンテンツの類が 多くの愚民云うトコロの "子供のモノ" と云うのが正しいのであるのなら、
それらは総じて、極めて低価格で提供されなければならなかった。

だがそれを、単価に盛る "目先の利益優先のビジネス" にしてしまった時点で既に、
それは子供のモノでは無くなってしまっているのだ。
■ 極少数を除いた親の
少ない稼ぎや、コンテンツに対する正しからぬ認識が、
子供同士の繋がりに歪みを生む 過去の社会から全く進歩が無い この事実。

決して、目を背けるコトは許されない。
今 真に、本当の現実を、誤りなく識別し対処出来る知性が 問われているのだ。