2016/09/27

総じて・・・

・・・AMDプロセッサプラットフォームは、オーバークロック(OC)耐性が高い。
◆ だが、
どのようなプロセッサでも、仮にOCしていなくても、半導体レベルでの誤動作は 絶対にある。

それらエラーに対し、適切な修正が行われるよう構成された設計が、プロセッサや周辺半導体にも OSにも 要求される。
AMD勢でいえば FXプロセッサのOC性能は 安定性も含めて極めて高いコトは既知だろう。
またGPUも (先頃発表されたRX480は別として) RADEONシリーズのOC耐性の高さと安定性は実績がある。
◆ そして、
どのカテゴリの半導体であれ、処理中には必ず演算や通信に失敗し、それを正す処理が実行される。
これらの処理に用いる時間分、OSやデバイスドライバの構造には、充分な余裕を持たせる必要がある。
◆ それは
グラフィックを担当する半導体(GPU)とて例外ではなく、それを稼働させるドライバも然りだ。
具体例を挙げるなら、MicrosoftのWindows VISTA/7/10 は、こうした時間処理に強く、
尚、Windows10では、Windows7以上に この点、飛躍的に向上している。

だがそれは、古いモノを切り捨てて得た水準であり、
ルールに従っていないアプリケーションに対する線引きは、以前以上に極めて厳しくなっている・・・

そうした意味で、多くの32bitビルドアプリケーションが 現状、
Windowsアプリケーションとしての要件を満たしていない点を添えておく。
AMDのディスプレイドライバも、201308以降の版から堅固な構造となっている。
・・・コレでインフラは整った。 さて、これを安定稼働させるには?