2017/06/04

Windows10でも・・・

・・・ドライブ/フォルダ/ファイルへのアクセス権は、NTFSに依って管理されている。
WindowsNTから採用されている 非常に堅固なファイルシステムではあるのだが・・・
その反面、定義が正しい状態を損なうと、この様な憂き目に遭うコトも・・・
Windows10への移行などで、ユーザーのGUIDに対し、アクセス権が正しく引き継がれていないケースがある。
そもそも、
Windowsサーバ系の ファイルシステムでもある NTFSでは 実行と書き込みで 必要となる権限が別・・・
まぁ サーバOSなら概ね同様であるのだが、一般向けWindowsでも
VISTA以降は、WindowsServer2003を 一般人に 使わせているに等しいコトを踏まえる必要がある。
因って、いつまでもパソコンを使ってるつもりでいるのは、かなり考えモノなんだよね。
とまぁ講釈垂れるだけと云うのは、 おきつねさまのスタイルでは無いので、対策を。
※ 尚、これ以降は、対象のフォルダが、一旦は 完全に不要として述べるが、
・そのフォルダ毎 権限を奪って消す → その後インストールを行う。 が、正しい。

件の現状を察するに、元々そのアプリケーションを導入した ユーザー(Windows上でのアカウント)と、
今のユーザーのGUIDと 付与された権限に齟齬がある と 考えられる。 
寄って、 今のユーザーが、管理者(Administrator)権限を 持つアカウントであるなら・・・
・対象フォルダの [プロパティ]画面 で、[セキュリティ]タブ [詳細設定]ボタンを押す。
・[セキュリティの詳細設定]画面、[所有者]枠右、[変更]をクリック。
・開いた画面で [詳細設定]ボタンを押す。


※ 尚、企業社内など、ドメインコントローラを稼働させているネットワークでは、

この様な認証情報要求が表示される、システム管理アカウントの入力を。
・表示が拡張された検索画面で、 自身のユーザー名を検索(部分一致検索可能)。

※ [場所の指定] は、一般機材なら [PC名] が、ドメコン環境なら [ドメイン] が入力対象。
・表示された [自身のアカウント] を選択し、[OK]

・選択したアカウントが一覧されているか確認して、[OK]

・表示されているユーザーが、選択した物に変わっていれば、

サブコンテナと~ のチェックを入れて、[OK]・・・

この辺が Windows7 と UI違ってて紛らわしい・・・
・画面に従ってプロパティを閉じる。
その後、再度プロパティを開いた後なら、
[アクセス許可]タブ内で、自身のアカウント(一覧に無ければを追加後・・・ 即削除する目的なら [Everyone]でも良い)
に対して、全権限を付与し直せるようになっている。
その状態に出来さえすれば、対象フォルダの削除も可能となる。
この状態で、対象となるアプリケーションの導入を実施する事で、目的は達成出来るだろう。

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