2017/02/20

64bitビルドの・・・

・・・アプリケーションやデバイスドライバは不安定という風評。


★ それを真っ向否定して当ログを進める事とする。
◆ そもそも 何故そのようなブラフが広まったか?
■ それは過去、
各ハードウェアメーカーの 64bitビルドデバイスドライバ(以後 ドライバ)開発水準の低さがあったコトに起因している。
確かに 64bitプロセッサと 64bitOS登場当初は、どのメーカーも手探りであり、致し方の無かったのも事実だ。
■ 増してや
昨今の様に、手軽に安定的なアプリケーション/ドライバを 64bitビルド可能な開発環境も、
提供されていなかったのだ、Microsoft側の落ち度とも云えるコレも、素因として 小さくはナイ。
◆ しかし、風評に至るほど 顧客に "不安定" と感じさせた要因となると、1つだ。
それはディスプレイドライバ・・・
名指しするなら nVIDIA がトクに規模が大きな諸悪の根源と云ってイイ。
★ 何故そう云い切れるか?
◆ まず対していた AMD は、2013年8月の版より、統合ドライバが基本安定稼働となった。
Intel プラットフォームを採用したマシンは知らないが、
少なくとも おきつね機材では、極めて安定稼働し続けている実績がある。
◆ だが nVIDIAに至っては、
ディスプレイドライバ単体であったにも関わらず、極最近まで不安定要素が残ったままだった。
★ コレは、VisualStudio2010 以降の Microsoft 提供開発環境に対する習熟度が生んだ差だ。
★ また、AMD は Microsoft の提示する、Windows の仕様に準じた。
機能拡張も Microsoft に対して対等に提案するスタイルで協業してきている。
★ ・・・が、nVIDIA は、相変わらず我が道を行く好き勝手な拡張を繰り返している。
自らの製品のピーク性能だけを追う開発スタイルは、
顧客に不安定要素しか提供しないと云う事実を無視し続けているのだ。

★ コレは Intel も同様だ。
■ ところがココで、
◆ 巷に転がってる販売母数を思い返してほしい・・・
云わずもか、悲しいかな nVIDIAのほうが、安物機種だろうが高額機種だろうが 数は出てる。
◆ さて前の話に戻ろう。
不安定要素を抱えたままのベンダ製品のほうが数が出たと云う事実。
そしてそれは、64bitビルドのドライバが最低限の安定性を獲得するまでに、AMDよりも時間が掛かった・・・
★ そう、これこそが 64bitビルド不安定説を定着させるに足る要因だったと考えて、支障は無いだろう。
★ しかし、
前ログでも過去ログでも散々述べているように、
1時間以上連続長時間稼働させるアプリケーションにとって、時間を扱う処理での32bitの壁は、
考えている以上に大きい事を、そろそろ自覚して欲しいモノだ、アプリケーション開発関係者諸兄。
★ 64bitビルドは、
ステータスでも飾りでも無い、もはや実用として必須である と考えを改めろ。
このままでは、開発水準までガラパゴとなり、国際標準より遥か下で もがく事となる と 再々度警鐘しておく。

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