・・・HostBusAddaptor(以下 HBA)の ファーム更新したら おきつね鯖起動しなくなって(;^ω^)
HBAとは・・・
このログの内容では、SSDやHDDなどを接続する為の SAS/SATAインターフェイス部分を指す。
但し、そうしたモノの中でも RAIDなどの機能を持たせていない、
"単純な接続のみ"を担う様構成されているモノを 便宜上そう呼称している。 |
HBAの ファームとBIOS更新自体は 何回やっても成功するし、手順自体は一切間違っていない。
当然、HBAのファーム設定画面や USBから起動したWinPEなどでは、
SASであれSATAであれ SSDもHDDも、このHBA接続されたドライブは全部 安定的にアクセス出来ている。
・・・元々 今年の春に HBAのファームとBIOSを最新にしたのが問題の始まり。
コレがドウもPCIe Gen.2.xに最適化してパフォーマンスアップを図ったものだったらしく、
PCIe Gen.1.x世代のおきつね鯖では過負荷を発生させ、HBAのチップ自体も過熱の度合いが増していた。
そのため頻繁にSATAのHDDだけ見失う症状が続いていたようで、その挙動起因でHDDに不良セクターを発生していた。
コレをCHKDSKする前に HBAの状態を整えたいと考えた、CHKDSK途中でHDD見失うとか笑えないしね。
ソレまで起動していたこともあり、よもやソレが Windowsの起動部分に引っ掛かっているなどとは露ほども考えず
且つ、システム全体が まだ整っていなかったコトもあり、リカバリー系対策は一切行わずに進捗させていた状況で、
HBAのファームを 最新のP20からP14へ一気にロールバック・・・ まぁ 一番良くない作業の流れだね(^_^;)
良くないが、ファームは適切に差し替え出来、ファーム管理画面でのドライブの識別不良などは改善した。が、
その続きのWindowsの起動で マウスカーソルが出たと同時に固まって程なく再起動する状態になってしまうw
ココがポイント、ブート領域は正しく読み込まれ、基盤部分は起動している ってコト。 |
ソコから自動再起動すると 当然の様にシステム修復モードへ誘導する画面に。
もし、奇をてらわずセットアップされた環境であれば、コレで ほぼ救われる程度の障害であるのは、今現在判っている。
トコロが おきつね環境ではコイツがクセモノだった。
"Administrator"と云う名称のアカウントしか ログオンに選択出来ない状況に・・・ そうだった
"ドメインログオンではなく ローカルログオン用は メインアカウントを調整していない"んだった(-_-;)
元々 ライセンス認証済みであるにも関わらず セーフモード起動も途中停止していた環境で・・・
コレに関しては この障害に対応する中で、これが原因と判るのだが、
残念ながら 2008R2インストール時点では そのコトを知る由もなく・・・ |
その上 おきつね環境には "Administrator"と云う名称のアカウントはナイ。
強引なレジストリ操作とフォルダ名称上書きで差し替えた。
Windows2000以前から ずっと使ってきた方法だ、2003でもそうした。
当然の様に通常稼動では正しく機能する。 が、コレが良くなかった・・・
そもそも この "管理者アカウントの名称変更" は セキュリティ面では推奨されてるコトでもあり、
今なら [コンピュータの管理](compmgmt.msc) や [グループポリシーエディタ](gpedit.msc) 画面で 一寸操作するだけで済む・・・
こんなに簡単だ ▼
VISTA以降なら 完全にコレで済む話だった。
・・・と云うか、2000すらソレで良かったのか と思う程に、あの時代には情報も少なかった・・・(´ヘ`;)
ソレを なまじ旧来の方法で対応してしまったコトで、一部情報が差し換わらないままだった為に
この様な事態を招いてしまったのは、ほぼ間違いがナイだろう。
"レジストリ上だけにしか そのタイプの情報はナイ"と云う思い込みが生んだ結果だ。
で、取り敢えずログオンにまで到達出来ないが ハードの障害ではナイ、
しかも自動修復できる画面に到達出来さえすれば、簡単に復旧可能な障害である。
クリーンインストールするには一寸・・・
そこで一旦 [F8]画面を表示させ、BSoDでの自動再起動しないモード で Windows起動を開始させ、停まっている原因を診るコトにした。
・・・"ディレクトリサービスの復旧が必要"とBSoD英語メッセージ。
ディレクトリサービス・・・ ドメインコントローラ復旧モードで起動すればいいのか。
って まぁ、そのログインでも結局 ローカルアカウントを機能させる準備を怠っていたのが原因で さわやかに呪われましたがw
・・・しかし まだ救いはあるようだ(多分)
この状況ならログイン画面には到達でき、且つシステム修復モードのログオン画面と異なり、
[Shift]キー連打で補助設定画面が機能する・・・ おかげでコレが使えた ▼
WinPEも メンテナンス用にUSBから起動できるよう準備してあるので、そっちからある程度のレジストリやファイル操作は出来る。
上述サイトの様に ファイル書き換えを行い、オートログオンの レジストリ情報のバックアップと消去を行った上で再起動・・・
・・・なんでGigazineの方法ではなくWinPEからやるのか?
WindowsServer2008R2では "スタートアップ修復からキャンセルで" って裏技は使えないのだよ・・・
その点では本来なら、2008R2では このテの障害復旧で不要な手順だったハズのモノが、
前提作業を ことごとくやってない と云う不手際起因で 右往左往するハメに(^_^;) |
で 今は、漸く 前述のWinPEを使った間接的な操作ではなく、システムを直接調整出来る状態に至った程度・・・
コマンドラインやレジストリ操作で おきつね鯖の管理アカウントを システム修復へのログオンアカウント一覧に載せる方法か、
ないし 名称"Administrator"の管理者アカウントを新規追加できれば、修復モードなども使える様になるハズなんだが・・・
コレが駄目だったら、サスガにクリーンインストールからの やり直しになります(;^ω^)
◆ その後の顛末はコチラに・・・
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