・・・おきつね鯖。
どうヤら 強引なHBAファーム更新で、単純にドライバの充たり具合が悪くなってただけみたいだ。
アカウント情報が 丁寧に設定されていないと、WindowsServerと云えど、
便利なリカバリー機能が全部利用出来なくなって、前ログのような事態には簡単に陥る。
以下は、BIOS/ファームウェア/UEFI/MBR 全て正常に機能し、システムを "開始する部分" には障害が一切なく、
単純にHBAなどのインストールされたドライバの不整合から WindowsServerが起動の途中で処理破綻するケースでの
ドライバ復旧手順で 尚且つ、"Administrator"アカウントが 正しくパスワードを設定されていない など、セーフモードや
修復モードのログインが全く利用出来ない状態の WindowsServer の 2008R2 以降の製品の場合に対応する為のモノである。
因って、同OSでも修復機能を利用出来るケースは元より、Windows7などの コンシューマOSは、この限りではナイ。
(それらには もっと簡易な方法が提供されている)
■ 手順全容
◆ USBメモリから WinPEを起動。
◆ 起動するまで ひたすら待つ
USB1.xだと20min近く掛かる、USB2.xでも10min前後・・・ 結構待たされる。
USBメモリからシステムをRAMドライブにロードするだけで相当な時間を使う上、
画面に一切動きがナイ・・・ フリーズしているのと勘違いする域だが、待つしかなかった。
マシンにUSB3.x端子があり、対応したUSBメモリを使えるなら漸く現実的に実用域。
メンテ向けとして推奨ではあるのだが、古いマシンだと選択可能な術は限られる。
云わずもか、PCIeスロットに "使える状態で" 空きがナイ限り、最後の砦となる
"USB3.xボードを追加するコト" も適わないのだから・・・ |
◆ 開いたコマンドプロンプトで
◆ diskpartが起動し、プロンプトが DISKPART> になるまで待った上で、
list volume | ・・・コレで 現在コマンドプロンプトから利用可能なドライブとドライブレターが一覧される。 |
|
◆ システムドライブのドライブレターを確認したら、
◆ 続けて以下操作、
ren c:\Windows\System32\sethc.exe c:\Windows\System32\sethc_a.exe
copy c:\Windows\System32\cmd.exe c:\Windows\System32\sethc.exe | |
上記各行 c: の部分は、list volumeで一覧されたモノから、システムドライブであると確認したモノへと書き換える。 |
◆ WinPEを起動した ないし 起動可能なUSBメモリを全て抜いて 再起動。
◆ 起動中のPost画面を注視、Windowsが起動する直前のシーンで[F8]キー連打!
(まぁ 連打である必要はないはずなんだがなぁww)
◆ モードの選択画面が開いたら、[ディレクトリサービス復旧]で、Windowsを起動させる。
◆ ログイン画面で[Shift]キー連打(w 、コマンドプロンプトが開く。
◆ 続いて[デバイスマネージャ]画面での作業を開始する為、
devmgmt.msc | と、タイプして ウインドウが開くのを待つ。 |
★ ココで UACに阻まれて駄目な場合は、[コンピュータの管理]画面からいける場合がある。
コマンドプロンプトで、
compmgmt.msc | と、タイプして ウインドウが開くのを待つ。 |
|
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◆ GUIが開いたら マウス操作で、[デバイスマネージャ]を使って、問題となっているデバイスドライバーを充て直す。
ドライバーのファイルが既設のドライブ内にナイ場合は、USBメモリーなどをアト挿ししても読み込める。 |
◆ ここで GUIを閉じ、電源ボタンを押してWindowsに終了を促す。
◆ しているハードの故障でなければ、これでWindowsServer2008R2は再起動する。
◆ @は後始末・・・
上述の、
ren c:\Windows\System32\sethc.exe c:\Windows\System32\sethc_a.exe
copy c:\Windows\System32\cmd.exe c:\Windows\System32\sethc.exe | ← コレで 変更したファイルを
|
エクスプローラ操作で "元に戻して" 復旧作業は終了となる。 |
おつかれさまでした。 |
まぁ 判ってしまうと 恐ろしく単純だが、解決に数日掛かった呪いに参るコトしきりである。
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