2015/03/08

【更新】OBS Settings・・・

・・・20150308現在の おきつね配信設定を 画像憑きで曝してみる。




★ 最新の OBS Studio 設定に関しては コチラ を参照のコト。
■ UpdateLog・・・
<<< 20150823 201440 >>>
・実運用として適切な品質と帯域消費水準を配慮した ビットレートほか設定を追記。



<<< 20150423 211124 >>>
・使用ビットレートを併記



<<< 20150331 181627 >>>
・OBS と ひまわりストリーム rtmpサーバ差し替え に伴う 仕様変更関連箇所を修正。

・OBS の ゲームキャプチャの更なる改良で PSO2 の AMD CrossFireX環境での
 フルスクリーンプレイ も フック(キャプチャ開始)出来る様になったコトに対応する設定部分を修正。



<<< 20150308 125800 >>>
CreateLog・・・
 
 
 
 
 
一応必要なだけ説明を添えてはいますが、ぶっちゃけ 配置してある画像と同じ様に設定するだけで 充分利用の開始は可能となっていますw 以下はOBSの設定画面の内容。
[一般] - プロファイルの名前決定、複製、削除 を管理する 他

後述していますが、この画面でプロファイルの新規作成の開始、完成したプロファイルの複製や削除を行います。
[エンコード]


[ビデオ]
・[エンコーダー] x.264

・[CBRを有効にする] 無効 (チェックをハズす)
コレが無効であれば、動きの少ない画面での帯域を 大きく抑制出来る。

・・・対して、有効に設定した場合は、画面の動きに関わらず、
以下で設定する[ビットレート]の値だけ、常に帯域を使用するモードとなる。

海外のストリーミングサービスでは、ココを 無効 で用いるのを忌諱されます。
とは云え 帯域の浪費でしかないので、遠慮なく無効で利用しましょう。
[映像の品質] 7
ひま鯖混雑時は 6 か 5。

因みに、10~8までは 動きが小さくても 帯域の消費が結構大きい。


背景で 一定だが かなり大きな動きがある場所で、

それぞれ [映像の品質]指定、9 / 8 / 7 を 比較してみた。

一定な分 省ける要素が少なくない映像で、指定7での処理は
画質と帯域消費のバランスが 前後の指定より優れているのが判った。
・[ビットレート] 1024 or 960 (概ねピークの平均値として扱われる)
24fpsなら 960 で 充分な画質を得られた、28fpsなら 1024 が バランスいいね。
上限は 1560くらいまでかな。
・[特定バッファサイズを使用する] 有効 (チェックを入れる) ・[バッファ] 11500
マシンに搭載しているメモリ容量に余力がなければ数字を小さく、minは 2000程度。
[サウンド]
・[コーデック] AAC (サーバ変更に伴い正式サポート)

・[フォーマット] 48kHz (AAC既定値)
・[ビットレート] 96
▲ この2項目は、これ以上盛っても再生環境を考えると効果が期待できない・・・
・[チャンネル] stereo
[放送設定] - 配信サービスとの接続情報や状態を設定する。


・[FMS URL] rtmp://rtmp1.himast.in/himastrtmp
              ▲
この例は、ひまわりストリーム サーバ1 を 利用する記述となっています。

◆ ひまわりストリーム サーバとURL

  サーバ0 - rtmp://rtmp.himast.in/himastrtmp
  サーバ1 - rtmp://rtmp1.himast.in/himastrtmp
  サーバ2 - rtmp://rtmp2.himast.in/himastrtmp
  サーバ3 - rtmp://rtmp3.himast.in/himastrtmp(廃止アナウンスあり)
  サーバ4 - rtmp://rtmp4.himast.in/himastrtmp
・[プレイパス/ストリームキー(もしあれば)] 登録配信毎に違うキーが割り当てられています。
ここで設定する文字列は、ひまわりストリーム配信操作画面の・・・

・・・ココ(水色枠内)に表示されます ▲

また、[プロファイル]は サービスやサーバ切り替えの手間を省く為、
接続する対象サーバ別に用意する必要があります。 ・・・方法は コチラに 後述しています。
・[ネットワークインパクトを最小化] 無効 (チェックをハズす)
処理が強引で 映像の途切れの原因になる、アルゴリズムの洗練が待たれる・・・
[ビデオ]


・[アダプタ] AMD Radeon HD 7700 Series
おきつね1st端末では CrossFireXを無効にして、デスクトップ表示 や PSO2 などを
一切処理していない 2枚目の CrossFireX動作の Radeon HD7770 を 指定してある。
ここ数ヶ月の AMD Catalystドライバの改善により、CrossFireXでフルスクリーン描画を実行するゲームと
x264エンコード処理が、複数のGPUへ 効率良く適切に割り振られる様になり、且つ 先のOBS更新も相まって、
nPROのような Windowsの仕様的に 不正なツールを採用している PSO2も、あっさりフック出来る様になった。
・[配信映像] 960 × 540
配信される画面のサイズを指定します、ディスプレイの解像度ではありません。

因みに、ゲームプレイ配信などの 動きが大きなコンテンツを、更に帯域を抑制しつつ配信したい場合は、
上述の[ビットレート]の指定だけを小さくするのではなく、思い切って この[配信映像](配信解像度)の値を
640 × 390 くらいまで下げたほうが、画面の文字を読める程度には画質を担保出来たりします。

・・・ブロックノイズ配信になるよりは かなりオススメDeathよ。

但し、動きの小さい デスクトップ作業配信などの場合は この限りではありません。
・[解像度の縮小] 未設定(960x540)
ココは未設定を推奨。

代わりに、[配信プレビュー](配信自体は開始されない)実行して、プレビュー画面を[右クリック]し、
[位置/大きさ]→[画面に合わせる] で 自動フィットさせたほうが画質が担保されます。

また、プレビュー中に [シーンを編集する]ボタン で 表示された赤枠をマウスで調整して、
複数の窓のある配信を作成するコトも出来ます。
・[FPS] 28 (or 24 or 30)
24fps は 劇場版フィルム映画と同じフレームレート(秒間コマ数)、30fpsでなくても充分スムーズ。
画質を維持しつつ 帯域消費を適宜抑えるには、この値を下げるのが 相応に効果的。
・[Aeroを無効にする] 有効 (チェックを入れる)
[サウンド]


・[デスクトップサウンドデバイス] 1-PL2451(2-AMD High Definition Audio Device)
おきつねさまの場合は 通常音声再生に使っている HDMIの出力を指定している。
ココの項目は、既定ではなく、再生しているスピーカーの出力を任意に選択しておくと、
思わぬ結果は回避出来る。
・[マイク/その他のサウンドデバイス] 無効にする
おきつねさまは マイクを使っていないので この設定。
もし マイクを繋いでの声出し配信の場合、ココで使用しているマイクの入力を指定する。
・[マイクのボリュームを上げる(倍数)] 1 (既定)
俗に マイクブースト と呼ばれている機能。

コレは、マイクからの入力が小さい場合に用います。
2以上の数字を任意に指定するコトで、マイクからの信号を増幅できます。
初配信時に、声が視聴者に届くかを確認し 適切な値を設定しましょう。
[ホットキー] - 各位任意で、コレはあくまで参考設定。
[詳細設定]


[一般]
・[マルチスレッドの最適化を有効にする] 有効 (チェックを入れる)
・[プロセスの優先度] 

・[シーンバッファ] 1000
mSec単位・・・ 1000で 1Sec。

下限 200 ~ 上限 2000 程度で 任意に・・・

ココで指定した秒数分以上が確実に 視聴者には遅延して配信が届きます。
ネットワークインフラやマシンの性能に合わせて、適切な値を指定する必要があります。

但し、各位の環境依存で ケースバイケースなモノとなりますから、
おきつねさまの設定は あくまで参考値と云うコトで・・・
・[プレビュー中のエンコードを無効にする] 無効 (チェックをハズす) ・[ホットキーに対する他の変更を許可する] 有効 (チェックを入れる)
[ビデオ]
・[x264のプリセット] medium▼▼▼ 重要 ▼▼▼
この medium指定は、録画用途に用られるコトもある それなりに負荷が大きなモノとなっています。

マシンのリソースを活かし、高い画質の 高圧縮動画データを生成する処理を実行させています。 

因って、後述している[x264の詳細設定]で
エンコード処理をGPUに振る指定が使えない場合は あまり推奨出来ません。

また その指定が有効となったとしても、グラフィックボード複数枚搭載機材、
ないし 充分に余力がある場合のみの利用が望ましいと考えます。

総じて余力が無いインフラでは、既定の veryfast ないし faster までを 推奨します。

もし配信を行うマシンに余力があったとしても、更なる上位設定を配信で用いた場合、
視聴者側機材環境の閾が一気に上がってしまいます、上限としては medium までくらいが無難でしょう。
・[エンコードプロファイル] main
ココで指定出来る high は、エンコード後の解像度が FullHDの場合を想定されているモノで、
ひまで用いられる多くの配信解像度では、ほぼ意味はナイと考えて良いでしょう。
・[キーフレーム間隔] 0 (自動/既定)
海外大手ストリーミングサービスでは 2 の指定を強要してくるトコロが多い。
Twitch や BittrrentLive などが そうした代表例だろう。

・・・Twitchに関しては 警告は出るモノの 0 でも使えるコトを確認している。
・[CFRを有効にする] 有効 (チェックを入れる)
続くコレは、AMD GPUのみでの設定を推奨・・・ カモ。
・[x264の詳細設定] 有効 (チェックを入れる)
・[詳細コマンド入力枠] opencl=true 8x8dct=1 aq-mode=2 bframes=1 chroma-qp-offset=2 deblock=0:0 direct=auto ipratio=1.41 keyint=240 level=3.1 me=hex merange=16 min-keyint=auto mixed-refs=1 no-mbtree=0 partitions=i4x4,p8x8,b8x8 profile=main psy-rd=0.5:0.0 qcomp=0.6 qpmax=51 qpmin=10 qpstep:4 ratetol=10 rc-lookahead=30 ref=1 scenecut=40 subme=7 threads=8 trellis=2 weightb=1 weightp=2
x264エンコード処理を部分的に 指定GPU([ビデオ]-[アダプタ]項目)に負担させるコトが出来ます。 AMD製GPUでは完全に機能していますが、ソレ以外で障害が発生するようなら この詳細設定を無効に。 この [x.264の詳細設定] は 利用に習熟を要します、 AMD GPU以外のマシンを運用している初心者は 未指定で利用して下さい。
・[フルレンジでエンコードする] 有効 (チェックを入れる) ・[61-120FPSを有効にする] 無効 (チェックをハズす)
[サウンド]
・[デスクトップオーディオでサウンド時間の基準としてビデオタイムスタンプを使用する] 
 ・・・有効 (チェックを入れる/既定)

・[グローバルオーディオ同期オフセット(ミリ秒)] 0 (既定)
・[マイクQPCタイムスタンプを使用する] 無効 (チェックをハズす/既定)
[ネットワーク]
・[自動低遅延モード] 有効 (チェックを入れる/既定)

・[IPを選択] 192.168.xxx.xxx
マシンにIPアドレスを任意で割り当て、そのアドレスを設定するコトを推奨。
・[遅延調整係数] 20 (既定) ・[TCP送信ウィンドウの最適化を無効化する] 無効 (チェックをハズす/既定)
[QSVエンコーダー] - 一般的なマシンでの配信で・・・

・・・コレを用いる必要は無いでしょう、少なくとも日本国内の配信サービスでは・・・
[マイクノイズゲート] - マイクを使った配信時に・・・

・・・無音を検知してマイクオフ/音検出でマイクオン を 実行させる為の、閾値を設定します。
[シーンスイッチャー] - 20150308時点で最新の ver.0.65βから実装された機能。

・・・故に試用はしていない。

対象ソースの有効/無効を検出し、自動的にシーンの切り替え行うプラグインが 既定として採用された模様。

別マシンのブラウザや Android端末から、それらを操作可能な OBSRemoteのようなツールを使う選択肢もあるが、
OBSの機能だけで完結出来るようになる点で、この機能追加は歓迎する向きも多いだろう。
・・・過去ログでも扱っている通り、デスクトップの操作配信でもない限りは SCFF DSF の必要がなくなっている。 PSO2ほか ゲーム配信なら OBSの[ゲームキャプチャ]機能だけで コト足りるようになっている。

・・・作成と複製方法を説明します。 ぢつは そもそもOBSには プロファイルの[新規作成]って項目がありませんw ではどうやって 配信鯖別のプロファイルを作成するのか? 最初は少し戸惑いますww でも判ってしまうと結構単純。 プロファイル名を入力して、[名前を変更] か [追加] ボタンを押すだけ。 以降の説明を進める為 上述の ひまわりストリーム サーバ1向けの設定と その他画面関連の設定も 事前に済んでいたモノとして、プロファイル複製を開始します。 ・・・とは云え、複製ボタンなんてのもありません、あるのは[追加]ボタンだけ。
完成しているプロファイル、
24fps - 960x540 - ひまわりストリーム SV1
の、 [一般] - [設定プロファイル]枠を、 別の鯖のプロファイル名へ・・・
24fps - 960x540 - ひまわりストリーム SV0
・・・とでも変更して、[追加] ボタンを押す、ソレだけ。 コレで複製は完了します。 続いて [放送設定] 画面で [FMS URL]枠のURLをサーバー0 の モノに変更する・・・ ・・・こうした操作を全鯖分行って、配信運用の基本的準備は完了Death。
ひまわりストリームには 配信鯖が0から4まで5つあり、混雑具合で切り替えられるようになっています。
ただ、鯖毎に少しだけURLが異なっています、コレを設定画面でイチイチ変更するのは意外に面倒なモノDeath。
コレを OBSに鯖別プロファイルを設定しておくだけで、切り替えをスマートに行える様になります。

対応しているサーバのURLは以下のようになっています。
◆ ひまわりストリーム サーバとURL

  サーバ0 - rtmp://rtmp.himast.in/himastrtmp
  サーバ1 - rtmp://rtmp1.himast.in/himastrtmp
  サーバ2 - rtmp://rtmp2.himast.in/himastrtmp
  サーバ3 - rtmp://rtmp3.himast.in/himastrtmp
  サーバ4 - rtmp://rtmp4.himast.in/himastrtmp

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