2018/01/03

云わずもか・・・

・・・今時のマザーボードは、
■ 物理ですら・・・
標準で 2~3つの音源が搭載されている。
それに USB音源や仮想音源、音声ミキサーアプリケーションまで載せると、
1マシンに8つ以上の音源と云う構成も容易に実現出来る様になっている。
しかも仮想音源に至っては、その多くが無償で使用可能だ。
◆ それらの用途としては、
運用を理解頂けていない一般が大勢の現状では、
複雑な音声パッチを要するライブ配信やコンテンツ制作等となるだろうか。
◆ しかしソレも、
巷のWebブラウザやゲームなどの、
音声出力先選択機能を持たないコンテンツ処理系アプリケーション
 が混在した場合、
それ起因で、それぞれの音声が適切に分離出来なくなるのが、Windowsでの音声処理の現状だ。 ★ 音源選択項目を・・・
設定として持たないアプリケーションでは、音声出力先は Windowsの既定音源となる。
出力されてきた音声データを、強制的に別の音源へ割り振る機能や権限は、
Windows側も有してはいない。
■ VISTA以降のWindowsでは・・・
旧来のWindowsミキサーとは別に、
多数の音源を、ホットプラグが可能で 選択的に活用出来る基盤と、WASAPI と呼ばれる
音声処理ライブラリを搭載している。
◆ そもそもが、音楽制作関係者のクレームを受けて実装が実現されたWASAPI。
Windowsは この機能実装以前、音質が伴わない事で
多くの音楽アーティストや収録スタジオから見限られ、Linuxへ客を奪われた過去がある。
彼らは云わば大口顧客だ、失ったままにしておくのは惜しい と考えるのは当然だろう。 ◆ そしてMicrosoftは VISTAで その対策を講じ、その点での品質は大きく改善したと云う流れ。
この WASAPIにより、Windowsでの音声処理品質は飛躍的に向上し、
その質は改善を経つつ Windows10にも引き継がれ、今に至っている。
■ しかし、これを適切に運用する為には・・・
前提として、全てのアプリケーションに、出力先音源選択機能の実装が必要となる。

◆ だがここで・・・
その行く手を阻んだのは、品質意識の低い一般ユーザーだった。
何しろ未だ、質の低いXPの操作性に依存しようとする向きが大多数と云う現実。
音声処理の可用性を担保する この機能の活用は、
一般人の低俗さにより妨げられ続けてきたと云っても過言ではない。
◆ その結果・・・
WASAPIは、得られる質の高さとは裏腹に、以後広く活用される事無く、
Windows10 に至ってしまった。
★ もし・・・
今迄縁の下で人知れず稼働してきた このライブラリに日の目を見せてやれるとしたら、

それは一重に、
一般 や アプリケーションベンダ が、あるべき品質意識を持てるかどうか
次第だろう。

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