・・・USBメモリの準備をメモしてみる。
■ 注)
この手順で作成する Bootable(起動可能)USBメモリは、OSなどのインストール向けであり、
MS-DOSを起動するフロッピーディスクの代替としては利用出来ません。
その用途では、Rufus を用い、[FAT32] の [FreeDOS]ディスクとして初期化して下さい。
また、OSインストールディスクを作成出来るツールは多数あります。 が、
インストールをカスタマイズしてあったり、USBメモリを使いまわす前提の場合、正直 管理が面倒になります。
OSインストールディスクや WinPEなどの NTFSから起動する USBメモリを作成するなら、
このログの手順のほうが シンプルで速いDeathよ。 |
■ Tips)
Diskpartコマンドでは、内部処理を 別途用意した.txtファイルで バッチ処理させる機能があります。
しかし、残念ながら 値可変バッチファイルとしての記述を構成出来ません。
また、システム起動毎に ドライブ番号が ドライブに対して一意ではなく、
都度、対応するドライブ番号を指定する必要があります。
その為、コマンドをコピペで利用するようにしています。 |
■ 手順)
・コマンドプロンプトを管理者権限で起動する。
Microsoft Windows [Version 6.1.7601]
Copyright (c) 2009 Microsoft Corporation. All rights reserved.
C:\Windows\system32> |
ウィンドウが表示されたら、次の操作へ。
・Diskpartを起動。
C:\Windows\system32> diskpart
Microsoft DiskPart バージョン 6.1.7601
Copyright (C) 1999-2008 Microsoft Corporation.
コンピューター: {コンピュータ名}
DISKPART> |
マシンスペックによっては、少し起動に時間が掛かる場合があります。
DISKPART> が 表示されたら、次へ。
・対象ディスクを確認する為に一覧を表示させる。
DISKPART> list disk
ディスク 状態 サイズ 空き ダイナ GPT
### ミック
------------ ------------- ------- ------- --- ---
ディスク 0 オンライン 8163 MB 0 B
ディスク 1 オンライン 119 GB 0 B
ディスク 2 オンライン 2328 GB 0 B *
ディスク 3 メディアなし 0 B 0 B
ディスク 4 メディアなし 0 B 0 B
ディスク 5 メディアなし 0 B 0 B
ディスク 6 メディアなし 0 B 0 B
ディスク 7 オンライン 14 GB 0 B
DISKPART> |
・対象ディスクを選択。
DISKPART> select disk 7
ディスク 7 が選択されました。
DISKPART> |
・選択状態を確認。
DISKPART> list disk
ディスク 状態 サイズ 空き ダイナ GPT
### ミック
------------ ------------- ------- ------- --- ---
ディスク 0 オンライン 8163 MB 0 B
ディスク 1 オンライン 119 GB 0 B
ディスク 2 オンライン 2328 GB 0 B *
ディスク 3 メディアなし 0 B 0 B
ディスク 4 メディアなし 0 B 0 B
ディスク 5 メディアなし 0 B 0 B
ディスク 6 メディアなし 0 B 0 B
* ディスク 7 オンライン 14 GB 0 B
DISKPART> |
選択したドライブ表示の一番 左 に * が付きます。
ココで、ドライブ選択に誤りが無いか、しっかり確認して下さい。
・初期化から終了までは、以下をコピペで貼り付ければ@は待つだけ。
- OSインストール向け
clean
create partition primary
select partition 1
active
format fs=NTFS label="WS2k8R2EE" quick
assign
exit |
WS2k8R2EE の 部分は 任意に変更して下さい。 |
・実行すると以下のようになり、
DISKPART> clean
DiskPart はディスクを正常にクリーンな状態にしました。
DISKPART> create partition primary
DiskPart は指定したパーティションの作成に成功しました。
DISKPART> select partition 1
パーティション 1 が選択されました。
DISKPART> active
DiskPart は現在のパーティションをアクティブとしてマークしました。
DISKPART> format fs=NTFS label="WS2k8R2EE" quick
0% 完了しました |
少し待ちます。
USB1.x 2.x 3.xで それぞれ処理性能が異なるので、所要時間も大きく違ってきます。
・初期化が完了すると・・・
100% 完了しました
DiskPart は、ボリュームのフォーマットを完了しました。
DISKPART> assign
DiskPart はドライブ文字またはマウント ポイントを正常に割り当てました。
DISKPART> exit
DiskPart を終了しています...
C:\Windows\system32> |
コレで作成完了、コマンドプロンプトのウィンドウを閉じて下さい。
上記で assign が 処理され、Windowsがドライブを認識すると、
が、表示されます。(自動再生設定が無効の場合 この画面は出ません、エクスプローラで任意に開いて下さい。)
@は、エクスプローラで、OSのインストールディスクの内容や 保存してあるWinPEファイル群をコピーし、
マザーボードの UEFI/BIOS設定画面で、USBメモリからの起動を有効にすれば、このUSBメモリから
WindowsなどのOSのインストールや 管理用のWinPEを 開始出来るようになります。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。