・・・2つ目のHDDも CHKDSKを敢行した、おきつね鯖のハナシ。
PSO2配信のルーティングをさせている裏で、リモートデスクトップから CHKDSKのフロントエンドである
CheckDiskで 完全モードで検査を開始 再度障害を確認したので、配信終了後に おきつね鯖を再起動したのだが、
定番のCHKDSK画面に移行しないままWindowsへ・・・ このドライブにはシステム領域は無かったみたいだw
概ね既知だろうが、ドライブに システムで用いるファイルや領域を設置すると、
Windows上からは、CHKDSKなどの検査処理を実施するコトが出来なくなる。 |
因って、Windows上のコマンドプロンプトから
CHKDSK L: /B | 直接パラメータを指定して修復を試みる。 ・・・L は 対象のドライブレター。 |
パラメータ /B は あまりTipsされているのを見掛けないので、Helpから抜粋。
/B - NTFS のみ: ボリューム上の不良クラスターを再評価します (/R も暗黙的に指定されます)。
/R - 不良セクターを見つけて、読み取り可能な情報を回復します (/F も暗黙的に指定されます)。
/F - ディスクのエラーを修復します。 |
指定内容はコンなカンジ、単に修復ではなく データの回復 と 不良箇所の状態再確認 を行う。
また、Helpにも有るとおり、フォーマットが NTFSのドライブだから利用出来た。 |
取り敢えず CHKDSKを開始。 @は 終わるのを待つのが仕事になる、果報は寝て待ったw
・・・2330近くに 一度目を覚まして確認、94%完了してた。 ・・・二度寝するww
・・・20151012 0130頃に画面つけてを見ると まだ96%、遅いな・・・ 三度寝するwww
・・・起きて画面を見たのが 0400丁度、処理は完了していた。
■ 厳重注意事項)
検査対象箇所が本当に不良状態である場合、対処に物凄く時間が掛かります。
システム(CHKDSK自体)が停止しているのかと 勘違いするくらいに・・・
間違っても CHKDSK で、トクに /F や /B パラメータを用いた場合は、絶対に強制停止しないように。
運(間が)悪いと ドライブの内容全部死にますよ。 |
また 状況によっては、長時間のCHKDSKの最中に マザーボードやストレージ半導体が ドライブをロストする
(認識しなくなる)コトもあります。 ・・・その場合も、CHKDSKは ずっと待機しています。
その状況で待機しているかは、Windowsの設定や状態に依存します。
Windowsが IDEモードでインストールされている場合は ココで諦めましょう。
再接続識別でマトモに動作可能な状態に出来るのは AHCIモード稼動のWindowsでのみとなっています。
(極最近のWindowsマシンなら、IDEモードでインストールされている可能性は無いのだが・・・) |
CHKDSKは待機させたままで、慌てずに [スタートメニュー]-[管理ツール]-[コンピューターの管理]
[記憶域]-[ディスクの管理]の操作で、再度[オンライン]にして認識させれば、少し待つと処理が再開、続行されます。
AHCIモードのWindowsで この対処が出来ないなら、ドライブ自体がお亡くなり か、
マザーボード や HBA に 搭載されているストレージI/F(ドライブを制御する半導体)が壊れてますね。
ストレージI/Fにも BIOSやファームウェアがありますし、デバイスドライバも更新されているコトが多くあります。
それらが 正しく適用されているか も CHKDSK開始前に確認すべきでしょうね・・・ |
ただ、そのような対処が必要になる場合、ドライブ側のコントローラに問題が発生している可能性も高いので、
データをサルベージしたアトは、システムから取り外して素直に休眠ドライブにしたほうが、無難カモ知れません。
不良のあるドライブでも、CHKDSKで回復させた後10年廻し続けられたモノもありました。
(旧おきつね鯖のシステムドライブ UATA133 7200rpm Seagate製ほか 数基)
この辺になると "ドウしろ、ナニがイイ" と 一概に断言するほうが 誤りだとも云えます。
因って そうしたドライブの扱いは 各位任意で お願いします。 |
ドライブを接続している電源の品質が経年劣化で下がっていても、同様の症状になるコトが多くあります。
CHKDSKを行うなら、電源などドライブ周辺も 全てマトモであるか確認してからのほうが 無難でしょうね。 |
更に、障害のあるドライブをドライブデュプリケータを用いて複製した場合、不良箇所もそのまま・・・
障害自体が移行されたりはしませんが、ファイルシステムとして整合が取れないままで複製されます。
可能ならCHKDSKを実行してからデュプリケートを行うほうが、アトの手間はなくなります。
但し、CHKDSKの途中でドライブが完全に機能しなくなる可能性も 当然ながらあります。
ソレはデュプリケート途中でも 概ね同じ事となります。
従って どう対処すべきかは、自己責任での判断を要します。
その割り切りが出来ないなら、自らで回復させるのを諦めて 業者に多額の作業費用を払って下さい。 |
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さて 結果は、
261168551 個の空きクラスターが処理されました。
空き領域の検査が終了しました。
47 個の不良クラスターを不良クラスター ファイルに追加します。
CHKDSK はマスター ファイル テーブル (MFT) ビットマップに
割り当て済みとしてマークされている空き領域を検出しました。
CHKDSK はボリューム ビットマップに割り当て済みとしてマークされている空き領域を検出しました。
ファイル システムを修正しました。
2384528 MB : 全ディスク領域
1396800096 KB : 58385 個のファイル
25372 KB : 9506 個のインデックス
188 KB : 不良セクター
257859 KB : システムで使用中
65536 KB : ログ ファイルが使用
1044674180 KB : 使用可能領域
4096 バイト : アロケーション ユニット サイズ
610439423 個 : 全アロケーション ユニット
261168545 個 : 利用可能アロケーション ユニット |
・・・この通り、不良箇所は適切に対処されていた。
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20151011 1945 くらいから開始したから、所要時間は、8h前後だったと云うコトに。
WD Greenシリーズ (SATAⅢ 5400rpm キャッシュ64MB) だと、2.5TB程度でも かなりの時間を要するコトが判る。
参考までに添えると、
2012年 このドライブ調達直後の初夏に パーティションを確保し NTFS初期化ほやほやで 全領域が空である状態から、
32bitの VISTA機で作成した MS-DOS起動USBのCHKDSKで /Fパラメータを使用したら、ほぼ 2日待たされた・・・
むしろHDDの寿命を縮めてるとしか思えなかったよw
今回は 2008R2の 64bit版のCHKDSKを用いた と云う点があるにしても、掛かった時間の差は とても大きなモノと云える。
恐らく、空き領域と云うのは 物理で未使用となっていて、既に利用されている場所と異なり、
チェックに必要となる前段階の処理が数段あるのではないかと推察出来る、詳細は未確認だが。
ただ 先日、同時調達した同一機種の 空き領域の少ないドライブ で 同様に CHKDSKを行っていたのだが、
総じても 6hは掛かっていない事実まで踏まえると、その判断で概ね合っているのではないだろうか・・・ |
この内容自体は 大してイミの無いモノだ、精々掛かる時間の参考なる程度。
ドチラかと云うと、おきつねさま自身に向けたメモ程度ってコトで。
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